フランス語修得へのアドバイス
フランス語習得へのアドヴァイス
① 言語学習は、読む、書く、話す、聞くの4拍子がそろわなければなりません。
会話ができるという事を夢に見る方も多いのですが、単に話せるようになると言う事は、なかなかできません。 自分のリズムをつかんで、必ず、定期的に学習してください。 フランス語を愛してください。 毎日、毎日、必ず、少しずつ前に進んでいきます。特に、発音の基礎、ヒアリング、文法事項、語彙を充実させてください。後は、会話のチャンスを待つのみです。ご自分の得意な場面で、自然な形の会話場面を、出来るだけ多く持ってください。
② フランス語を始める方、先ずはフランス語検定試験3級がいい指針になります。
過去の例から言いますと、フランス語検定3級をとりますと、暮らしていても、旅行していて、かなり困らなくなり、自立してフランスを歩けます。 というのは、自分の要求が、相手に伝えられるようになるわけです。入門の方は、まずはこのレベルに挑戦してください。
③ フランス人と一応楽しく話をするには、2級が要求されます。
ある程度、「できるフランス語」になるわけです。一歩、フランス社会へ入ってもOKです。 やっと『楽しくなる』と言っても過言ではない。『お疲れ様でした!やりましたねえ。長い道でした。』と賞賛したいのですが、実は子供が歩き出した感じです。これから長いフランス語生活がスタートするのです。雑誌、新聞、映画、料理、気ままな旅行。何から始めましょうか!もう大丈夫です!でも、辞書は、必要不可欠ですねえ。
フランス留学を考えている方は、日本で最低、このレベルまで準備してからの方が、フランス滞在を短い時間で有効に使えると思います。
お仕事、研修でやむ終えなく渡仏する方は、いたし方ありません。地道な努力と、フランス的楽しみ方を習得され、日々を愉快に楽しみましょう。
④ 上級フランス語、商業フランス語をご希望の方
最低、仏語検定2級、DELF B1, 2 以上の力が要求されます。内容、語彙、文法とも、必要とされる量が膨大ですので、ある程度の速さで、フランス語をこなす事が要求されます。本当に楽しいフランス語ライフへの突入です。
⑤ フランスの大学機関への正規学部入学をご希望の方
DELF C試験合格 あるいは、日本の高校の卒業者には、外国人向けのDISPENSE DE BACALAUREAT資格試験合格が必要となります。大学によっては、合格点を問われるところもあります。どちらも、上級フランス語終了レベルのフランス語が要求されます。聴講生、専門分野の学士課程、修士課程等の編入は、専門分野によってさまざまですので、直接、大学機関へお問い合わせください。
この長くて楽しい道を、少しずつ、一緒に歩きましょう!
Vouloir, c’est pouvoir !