第16回 2014131日(金) 13:00-15:00 Bordeaux Saint-Emilion
Bordeaux右岸の最も主要なAOC、Saint-Emilionを取り上げました。前回のBordeauxは左岸のPauillacでしたが、その違いを見てみました。2005年という特別に良い年のBordeauxということもあって、全体にスケールが大きく緻密で凝縮している感じを受けました。14.5%というアルコール度数もBordeauxとしては驚きの水準で、果実味の充実、まだ若さも残るタンニンの質・量、そして酸との全体のバランスなど見るべきものが多いと感じました。熟成9年目ということで、熟成感も少しだけ出始めているようですが、まだまだ何年も寝かしておけるポテンシャルがありそうです。
=試飲アイテム=
Saint-Emilion Grand Cru Chateau Mondot 2005 (48euros / Lavinia)
(1er Grand Cru のChateau Troplong Mondot のセカンドです。)
=テキスト=
Vin de France / Robert Joseph P.89-P.90
=資料=
1.Bordeaux
http://www.bordeaux.com/fr
2.Saint-Emilion
www.vine-saint-emilion.com
3.Chateau Troplong Mondot
http://www.chateau-troplong-mondot.com